六甲オルゴールミュージアム その2






長い間念願だった、アンティークとビンテージを扱うweb shopを公開することが出来ました!!
芦屋・打出に実際に見ていただける場所もご用意しています。
まだまだ不十分な内容ですが、手直ししていきますので、ぜひ見に来てください!
a4 web shop のホームページはこちらから。
ご感想もぜひ教えてくださいませ。






六甲オルゴールミュージアムは、ちょっと大きなお屋敷くらいの広さで決して広い施設ではありません。
でも、小さなところに発見がちりばめられていて、とっても楽しいのです。
螺旋階段からふと上を見ると・・
愛らしいかごの鳥のオルゴールが。 いまにも、澄んだ声で鳴きそうです。

今回のブログで書きたいのは小さなものでなく、このミュージアムの一番の大物!
DECAP (デカップ)。1938年のベルギー製です。高さ4.6m・幅7.8mにもなる大楽団。
ダンスホールなどに置かれたらしいですが、電気を使うからか照明の効果と大音量にびっくりします。

端々の作りもなんだか退廃的な華美さ。
映画「ブリキの太鼓」をなぜか思い出してしまいました。異文化感がすごいです!

この自動演奏機は、普通は意外に小振りな紙製の楽譜で動くのですが、今だけのアート企画で明和電気が天城越えを再現しています。
ただでさえ異文化感がすごいのに、これに天城越えって・・ もう口あんぐりの3分間でした。
この六甲散歩と題されたアート展は11月24日までなので、もう終わっているかもしれませんが、確認して聞きにいくだけの価値はあります! 滞在中2回聞けました。もう夢に出そうです。笑
静かにオルゴールを楽しむだけかと思いきやでした。笑
私はとにかく古い材質が大好きなので、心奪われたのが金属の美しさです。
職人技ですよね〜
自動演奏機の中にあって見えないようなところにも、素晴らしい機能美があります。

大事なオルゴールの心臓部はガラスの扉の向こうに。
そしてこのガラスにはヒルガオが手書きで書かれています。素晴らしい〜です。
こんな仕掛けにぞくぞくします。

その中でもとって来た写真を見ていて、一番気に入ったのがこれ!

なんて緻密で繊細! そしてその美しさに圧倒されました。
六甲山には自然美を見つけようと登ったのに、見つけたのはこんな機能美でした。
何を見つけるか分からない六甲。本当に大人の遊び場ですねぇ〜
もう1回だけ、続きを書きます。
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