小さいほどに、いとおしい器

きれいに咲いているものは、意外に長くは楽しめません。
つぼみで買うと、どのように咲くかわからない・・ジレンマですよね。
いつも利用する花屋さんだと、市場から到着したてのお花もよくわかるようになってきました。
百合の中でも一段と美しいカサブランカ。
いつも咲ききったお安いのを求めるのですが、今回はちょっと冒険してつぼみでいただきました。
なるべく涼しいところで水揚げ中です。

さて、立派なお花を咲かせるかな



本文はこちらから〜
今日ご紹介したい、ビョルン ヴィンブラッド ( Bjorn Wiinblad )さんの作品はとっても小さなこの器。
綿棒と比べたらその小ささがわかるでしょうか。

内底に、愛らしい少女の絵です。
収穫したお花をフラワーバスケットに入れている様子。
作風から1940−50年代だと思いますが、古さを感じないでよね。

周りも収穫したお花のモチーフで細かく飾られています。
何に使う目的で作られたかは不明ですが、小さな小さな世界も丹念に描き込まれているこの器。
きっと、この愛らしさに心を奪われる方も多いはず。

写真だと大きく見えますが、少女が手にしているこのはさみだって全長1センチあるかないかの世界です。

ドレッサーの上の綿棒やスパチュラなど小さいもの入れに。
今となってはなかなかお目にかかれない一品です。

当時でもそんなに高価なものではなかったと思いますが、陶器のフォルムといい、びっしりと描かれた細密に描かれた絵といい、心を込めて作られたに違いありません。
持つとしっとりと手になじむのもデンマーク NYMOLLE窯の特徴です。

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