東京小旅行 その2 東京都写真美術館編

sigma SD1 で写真があまり撮らなかったこの旅。
理由の一つによい写真が撮れた確信がなかったというのがあります。
でも、帰ってRAW画像を見るとよく撮れてる・・


カメラのせいにするのもなんですが、この名機のモニター画像がかなり悪い。。
素晴らしい解像度で撮れてんなら、もっといい画像でモニターチェックできたらいいのに!!


前回、没にしたのですが、よく撮れてたので今回も載せさせてくださいね。
前回と同じようなものですみません!


カメラで加工された青ではないのですよ〜
都内でも抜けるような青空だったんです。
ガタガタの多い高層ビルって見てて楽しい



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前回と同じって(笑)、ちょっと角度が違うんです。



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高層ビルを見てぽけ〜としててばかりではいけません。
今回は、東京都写真美術館訪問記です。



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まずは、人気の写真展「ネコライオン」。言わずと知れた岩合さんの撮りだめた写真の中から、
ライオンとネコが、同じような仕草や行動を1組みにしてあります。
BSの「ネコ歩き」も大人気のようですが、岩合さんの写真を嫌いな人はいないでしょうね。


カップルやご婦人同士、そこここで楽しげな表情が見られました。
巡回展になると思うので、ご近所に来たときはぜひ!





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写真展は、もちろんすべて見なくてはいけないのではありません。
行きたい写真展のチケットを買っていくわけです。
今回は、時間がかかっても3つの展示とも見たかったので、次の写真展へ



次は、くまなく見たかった「写真作品のつくりかた」
少しでもいい写真を撮りたいと願うなら、必ず興味がわくテーマ。
アングル・焦点・光のあつかい・暗室作業という4つのテーマに則して、
美術館が所有する写真から選ばれ、テーマごとに作例といった形で展示してあります。




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写真の歴史のごとく、初期のものから、ちょっと以前のものくらいでしょうか。
カメラはその仕組みや基本的な素養がわからないと分からないでしょ?といった頭の固さをかんじます。
歴史にのこるような、素晴らしい写真かもしれないのですが、全く心には残りませんでした。

写真を美術にしたいのかもしれないけど、これじゃ報道写真のもつインパクトもないな・・
東京都写真美術館監修の、コレクションの中から選りすぐりの展示ということで期待しすぎたのかもしれません。


2つの展示とも、それこそ膨大な数を集中して一気に見たので、すっかり疲れ果てたのですが、
まぁ、ざっと見たらいいわと思って大して期待なく、最後の展示室を訪れました。


米田知子 「暗なきところで逢えば」
日本を代表する写真家か・・・
う〜ん そんなにいい写真???



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と思って、最後まで見て疲れてホールに座っていると、
図録集があったので、なにげに手に取って読んでみました。


そして彼女の写真に隠されたテーマにしばし呆然。
急いではじめからもう一度、そして2度。
激しく心揺さぶられた写真の数々でした。


この写真展のテーマはかなり難しいです。
ロシアを含めたアジアから見た日本および世界の戦争の歴史。
分からないものには、何も語るまいという作家の強い意志に圧倒されました。



あまり人気がないのか見ている人も少なく、この展示には効果音もあり、
クーラーもよく効いてて怖い・・ お化け屋敷的怖さです。

いやいや、いい加減な気持ちでこの写真展を見てはいけません。
終戦を迎えた暑い夏に歴史を思い返す機会となりました。
でも、これじゃ何を展示していたか分からないですよね。


チケットに写るこの写真だけ説明すると・・



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タイトルは「北緯50度、旧国境」です。
このタイトルでピンと来る人は、舗装もされていない荒涼とした道に、旧式の車が残した轍。。
この写真の前でしばし佇むことでしょう。

図録は解説します。
ここは、女優岡田嘉子が亡命を企て、目指した国境線なのです。
夢などとても描けぬ凍える地を見て、彼女は何を思ったのか・・

ただ、歴史は彼女は愛する人との逃避行を決行し、長くロシアにいたという事実を語るのみです。
逃避行の相手は、スパイ容疑で間もなく銃殺。その事実をも知らされなかった。
歴史はもちろん過去は修正することはできません。

ただただ美しく聡明な女優の人生をこの一枚の写真から思わずにはいられなかったです。


こういったかなり重いテーマが、写真一枚一枚に込められていました。
全くアプローチの違う3つの写真展。
どのように心に残り、この美術館を後にするかは個人個人でかなりの温度差があることでしょう。

思い込みや先入観を持たず、作品を楽しみ、けなし(これ重要!)、愛すべき1枚を持って帰途につく。
こういう意味では、写真も間違いなく美術なんだと思いました。
全く違った展示が始まる11月頃にまた訪問したいな〜








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